2011-01-01から1年間の記事一覧

子羊で沈黙・・・の巻-3

あと、年齢や生育環境の違いと、飼料の違いも興味深い。年齢は乳のみ子羊(アニョー・ド・レ、生後1ヶ月以内の、母乳だけ飲んでいる、ミルキーで柔らかな肉)、と、それ以降、1歳以下のものを子羊といいます。wikiに、わかり易く解説してありますので、ご…

しんのじの夏-1

さあ、今日は待機だけど運良く呼ばれずに過ごせているので、久々にもういっちょ書くとしますか。 しんのじの夏、そこそこ忙しいですが、どうにか楽しくもやっています。7月に入り、海漕ぎ仲間のaotantさんのロール(シーカヤックで転覆しても、体の捻りとパ…

子羊で沈黙・・・の巻-2

たしか僕が初めて子羊を食べる機会を得たのは、以前、興善町にあったロシア料理とフレンチの名店、Hであったろう(今は観光通りに移転)。子羊とりんごのカレーソース、という料理だったと思う。おそらく、子羊の腿肉や背肉の切り落とし的な部分を、クリーム…

子羊で沈黙・・・の巻-1

しんのじ、実は子羊肉が大好物なのである。日本国内のレストランは勿論、若い頃は海外でも子羊肉を食べて回っている。例えばフランス、イタリア、オーストラリアなど。また日本にはNZの質のよい肉も入ってくる。 子羊肉の面白いところは、部位によって、産地…

村上春樹氏のカタルーニャ国際賞受賞記念スピーチ-3

何故そんなことになったのか?戦後長いあいだ我々が抱き続けてきた核に対する 拒否感は、いったいどこに消えてしまったのでしょう?我々が一貫して求めていた 平和で豊かな社会は、何によって損なわれ、歪められてしまったのでしょう? 理由は簡単です。「効…

村上春樹氏のカタルーニャ国際賞受賞記念スピーチ-2

どうしてか? 桜も蛍も紅葉も、ほんの僅かな時間のうちにその美しさを失ってしまうからです。 我々はそのいっときの栄光を目撃するために、遠くまで足を運びます。そしてそれ らがただ美しいばかりでなく、目の前で儚く散り、小さな灯りを失い、鮮やかな色 …

村上春樹氏のカタルーニャ国際賞受賞記念スピーチ-1

久しぶりに日記を書いたら、また書きたい熱が復活して来ました(笑)。 今まで書けなかった理由の一つは、いろんな仕事上あるいは人生上の悩み や焦りあれこれでモヤモヤしていたことです。さらにその最中に、まさに あの震災が追い討ちをかけ、自分はどう生…

シンセを背負った渡り鳥

末弟の結婚式で家内と一緒にピアノやキーボードを弾く羽目になり、大いなる恐怖と 少々の羞恥心を以て臨み、博多某所での出番をどうにか終えた。 末弟は去年の初め、博多の飲食店で常連客同士として新婦と意気投合。その後、弟は 急な転勤が決まってしまった…

今、思うこと

年が明け、1月2月は異常なほどの出張続きで、週末家にいることの方が少なかった。 いきおい、真冬の素敵な海で小舟に乗って漂うことは叶わずじまいだった。 そうこうするうち、あの信じられないような大震災が東日本を襲った。3月11日午後、 尋常でない大地…

愛しのヴァランシエンヌに日生劇場で出逢うの巻:その3

2011年もスタートしたかと思ったら、大忙しのうちに、気がついたらもう月末・・・!明日から出張だし、まだ漕ぎ初めもしていないし(3月末までビッチリスケジュールが埋まりかけていて、いつ海に戻れるか大いに不安!)、仕事の上でもヘビーな出来事があって…